夜投げ釣り事始〜初心者の方へ。さぁ大物を釣っちゃおう〜(^^;ゝ <第一回はこちら> <第ニ回はこちら> <第三回はこちら> <第四回はこちら>
★第一回★
釣りデビューしたての人から「夜投げって凄く難しいの?」とよく聞かれますが、
実際普通の投げ釣りとあまり変わったことは無いと思います。
とりあえず「大物を釣りたい!」という気合の入ってしまった方は
ダイワ、シマノの有名メーカーのロッド(竿)で錘負荷(竿のパッケージ又は本体に書いてあります)
27〜30号(シマノではAXやBX等アルファベットで表現)
のものであれば新品で売値が15000円位の物からあります。
確かに無名メーカーのワゴンセール品でも始められない訳ではないですが、
有名メーカーと無名メーカーでは竿の硬さが違うように思われます。
無名メーカーの方がかなり柔らかく感じるのです。
いわゆるチョイ投げや小型〜中型の魚をターゲットとした場合はあまり問題はありません。
しかしこのHPのコンテンツで紹介しているような大物は一旦針にかかると
竿尻を又に挟んでいる自分が一瞬、宙に浮き上ってしまうほどのパワーを見せ付けます。
そんな大物が居るかもしれないポイントに仕掛けを投入するには不安があります。
竿の硬さは一定の規格など無いですからしょうがないことなんですが。
千載一遇とも言える大物を掛けたはいいが竿をへし折られたねんて泣くに泣けません。
でも逆に有名メーカーの竿なら錘負荷さえ気をつければキスや鰈釣りに使っている物で充分始められます。
夜投げとは言うものの磯竿の5号以上の物を使う方や、鯉竿を使う方もいらっしゃいます。
リールについては俗に言う投げ専用リール(ドラグが付いていない物)で使えないことは無いのですが、
狙いの大型のタマミ、コロダイ、真鯛や間違って釣れてくるエイや鮫が掛かると
リールを破壊してしまう可能性があります、最低でもナイロン6号、PE3号以上の糸が
150m巻ける6000番クラスのドラグ付きのリールは必要です。
出来る事ならばもっと大型のリールを使う方が安心度は高く、巻き取りも楽になります。
ライン(道糸)はリールの所でも触れましたが、ナイロン6号は最低でも欲しいところです。
魚の大きさで言えば4号位のラインでも充分釣り上げることが出来ると思いますが、
キャスト(投擲)時の錘の重さに負けて「プチ〜ン!」錘と仕掛けだけが飛んで行くことになります。
それじゃあ力糸は?と思うのですが実際は滅多に使いません、
何故なら繋ぎ目がネックになり高切れする可能性があり、根擦れしたラインは根擦れ箇所まで
切って仕掛けを結び直しをしますのでその必要性は少ないと思います。
PEはナイロンと比較して倍以上の強さがあり、かつ軽いという特徴があります。
それ故に半分の号数で釣りが出来、仕掛けがよく飛ぶので遠投向きで、馬鹿でかいリールを使わなくてもOK。
反面、半分の号数に落とした分根擦れに弱く、軽さが海面のゴミと絡み易いのでその特徴がアダになることも有ります。
忘れていました!、PEは伸びがほとんど無く(伸び率5%前後)
竿を竿立てに置いているうちに大物が掛かり走ったとき竿とリールごと海中に没する事も有りますので注意です。
2006.12.5 from FPP
ザ!ヘボ店員エッセー
私はキスの投げしかやらなかったので、イロハから店長に教わりました。
私の持っていた竿は並次と呼ばれる一本一本継いで使う竿です。高価です。
そんな竿を持って「エッへん」していたんですが、移動も多く複数竿を使う
夜投げでは振り出しという、スルスルっと伸びるタイプの方が使いやすいんですね。
リールはここ数年大物を釣る為に新しい機構が付いたようです。それに関しては
店長がノチノチ解説してくれるでしょう。
なおこのコーナーでは、店長が「夜投げ釣りやりたいけどわからないな〜」と言うビギナーの方々に
夜投げ釣りをわかりやすく解説していきます。
ヘボ店員の私も一緒に教えてもらいます。ヨロシクお願いします。
店長への質問もメールでどうぞ。できる範囲でお答えしていきますよ〜。