祝!初浜笛吹

夜投げを初めて03.04年はおかず釣り師に成り下がっていたため
今回の伊豆大島遠征は宿を取っての観光を兼ねてのおかず釣り
「釣れても釣れなくてもどちらでも良いや!」と気楽に構える、
前の晩は42cmイサキ、海緋鯉が釣れたため
昼は大型のカワハギ狙いで時間をつぶし2晩目を待っていた。
宿から夕食の用意が出来たとの連絡が入ったので
岩イソメの餌から餌取りに強く餌持ちの良いイカの短冊に替える、
偶然隣に来ていた釣り仲間に竿を見てもらう様にお願いして、
竿全てに尻手を掛け宿に戻り夕食を摂る、
その後少々横になり目が覚めたので釣り場へと戻る。
堤防上を景色を眺めながら歩く、その先の竿に目をやると
突然竿が堤防下に落下して行く
「サメかエイやな」そう思い込んでいたので
暫くすればハリス切れで逃げるだろうと思っていたのだが
それどころか尻手と竿が一直線になり
ラインが出て行こうとしている
「こりゃあ魚だ!」慌てて尻手をたぐり寄せ竿を手に取る。
キャストした所は根の少ない海草ゾーンであったので
案の定海草に巻き付いている、
暫く少々のテンションを掛け魚の動き始めるのを待って居ると
竿先が海面に向かいまがる、
ここで主導権を取られてはならぬとゴリ巻きに入る、
「ゴンゴン」と鯛系の引きが伝わってくる。
(去年魚の姿を見ながらもロストした記憶が蘇る。)
でもそれで躊躇していてはまた去年の二の前、ガンガン巻き上げます。
やっとの事で手前まで寄せランディングと行きたかったのですが、
遠目に見てハリスはザラザラ切れそうに見えたので
タモですくおうとしたのですが
夕食で場所を離れるためにロッドケースに仕舞ってしまっていました。
「お〜い!タモ入れ頼む〜!!タマミ釣れた〜!!」
と隣の釣友を呼んで無事ランディング。
早速体長を測定すると初物としては上出来55cmのタマミ(浜笛吹)であった。