親戚の家に行くのか釣りに行くどちらが主やねん!(8月13日編)

その後親戚宅に着くと「よく来たね〜疲れた?」
と迎えられた。
「夜中ずっと運転していたから昼まで寝させてくれる?」
と昼まで眠りその後用事を済ませる。
「夕方からちょっと釣りに出掛けるわ〜!」(自分の中ではこれがメイン)
そう言い昨夜と同じ場所へ出掛ける。
本当に近い、何せ車で20分しか掛かりません。
到着するとすぐに竿を出し身支度をする。
昨夜よりも本気モード。
4本の竿でまだ見ぬ大物との戦いに期待が膨らみます。
昨日の様に第1投からのアタリは有るはずは無い。
餌取りの気配さえ無く暫くキャストしたままの姿で餌が戻ってきます。
「あ〜退屈!!柳の下のどぜうって無いよな〜!」
気分は退屈モードですがそれにも負けずキャストを続けます。

釣りを始めて5時間くらいでしょうか、エイが入れ食いになります。
上げる度にエイ、エイ、エイ。
キャストする時の掛け声も「エイ!」
そんな冗談を飛ばした所で
自分のテンションが下がって行くばかりです。
どれだけエイを釣ったのかわからないくらい。
今度はイカの短冊にエイとは違うアタリが。
ドラグが「ジャ〜ッ!」と大鳴きする。
しかし針掛かりせず、上げて餌の確認をすると
イカがボロボロになっている。
予備餌のイカの短冊は先程のキャスト分で最後であった。
再びマムシをたっぷり付けて先程のアタリが有ったポイントに向かいキャストする。
今度はフグの様な竿先がゆらゆら動く様なアタリが有った。
暫く放置してハリス切れを待っていた。
しかしいつまでたっても竿先が揺れている。
「何じゃラホイ?」
とりあえず大合わせを入れると
先程の小さなアタリと打って変わりエイとは違う
ズンズンとした重量感のあるアタリが手元に伝わってくる。
とりあえず「巻き巻きしましょう」とゴリ巻きすると
それまで寝に引っかかっていたのが急に外れたのか鯛系の魚の様に
首を振る様なアタリに変わりテトラ帯に向かってラインが走る。
よりスピードを上げ巻き上げると観念したのか20m程手前で
浮いて来た魚の姿が見え「チヌ(黒鯛)か?」
タモを降ろしランディング、魚を確認すると
昨日のコロダイよりサイズアップ49cmであった。
その後2時間程キャストし続けるが餌取りの嵐で
餌のマムシも無くなってしまったため納竿とした。