釣りバカ亭主の嫁さん孝行?

今回は嫁さんとの旅行先で(浜名湖)の釣行を計画。
しかしバレバレの様で「釣り道具は持って行っちゃダメ!」という。
「仕方ないな?」と言いつつこっそりと車の中に
竿とリールを2セット積んで出掛ける。
途中買い物や散策の途中青イソメを500円分購入しホテルにチェックインした。
で、「釣り道具持って来てしまったの〜。」とか
「餌も買ってしまったからチョットだけ釣りしに行ってもいい?」とか言いながら
嫁さんの肩をマッサージしたり
お茶を入れてみたりとお許しを貰うためにサービスをする。
「私が朝起きた時に帰って来ているならば」と、
嫁さんが寝ている間でAM3時までに戻る!という
約束でお許しが出たので大急ぎでの釣行となった。
寝入ったのを確認すると家を出る時よりも、
元気よくホテルを出て行く、普段浜名湖には行かないので
「どこの場所が釣れそうかな?」30分ほど場所を探しながら車で移動する。
「ムム?これは?」と思う場所を見つけた。
青イソメを房掛けにしてミオ筋際に向けフルスイング!!
2本目の竿を出している最中に投点近くで魚がテールウォークする姿が見える。
「今日は活性が高いな?!」と思った瞬間!
竿先が海面に向かい大きく曲がりドラグが「ジャ〜」と鳴く
「ヨッシャ〜!」パワーエアロのツインドラグツマミを締め巻き上げを開始する。
数度のテールウォークに合うがしっかりとフッキングしている様で
安心してゴリ巻き、あっという間に抜き上げると42cmのマダカ(鱸)であった。


幸先のよい第1投からの獲物に「もう1匹来ないかな?」
期待を込めて先程と同じく針に目一杯の餌を付けて
今度はミオから1m程外れたところに仕掛けを投入する。
暫くは夜空の星を眺め流れ星に
「どうか私めに大物を!」
と願を掛けてアタリの来る時間を待った。
空には雲と見間違う程の天の川の星のきらめき
町中の喧噪を忘れさせてくれるひと時に
買って来たホット缶コーヒーのぬくもりが嬉しい。
「少し眠気が来たかな?」と思った時!
眠気を吹っ飛ばすドラグの大鳴き「ジャ〜〜!」
慌てて竿を手に取りツインドラグのツマミをロックする。
藻や海草が仕掛けに絡みミオ筋に乗ってしまった感じではない。
「ゴンゴン」と鯛系の魚が掛かっている感触が有り大きさも期待が持てる。
度々「ゴンゴン」と首を振る様な引きが楽しい。
いつもの通り余裕のある仕掛け釣っているので遠慮なくゴリ巻きをする。
手元に寄ってきた姿は綺麗なキビレ(チヌ)41cmであった。
餌はまだ残っているがたった2投でこれだけの獲物が手にできた。
クーラーボックスは持って来ていなかったので
少し予定より早いがAM1時に納竿とした。
ホテルに戻ると嫁さんが起きていた
「どうした?」
「帰って来たのが分かったから起きた?」
「これ見てみ?!」と魚を見せると
「明日は実家にお刺身持って行けるね!」と言って喜んでくれます。
その後嫁さんの実家に無事刺身を持って行く事が出来て
「今度お出かけの時に釣り道具持って行って良いよ!」
というお言葉まで頂き良い思い出になりました。