新年早々よ〜やるわ!伊豆半島巡り
「あけましておめでとうございます!」
そう言ったのも数時間前、伊豆半島の防波堤に立つ。
ウェアはバッチリ着込んであたたか。
昨年末の様な釣果に期待し場所選びをする。
足場も良く風裏になる様な場所を見つけ身支度、
タックルの準備を行い日が暮れる前に釣行開始する事にした。
第1投目から竿先がモゾモゾとしたアタリ、餌取りの様です。
針にモコモコ岩イソメがあっという間に無くなるので
青イソメと混合にしてアタリを待つ事にする。
2時間くらいだろうかアタリも無く退屈なため自動販売機まで歩き
温かなお汁粉を数本買い込み懐炉兼飲み物にする。
戻ってお汁粉を飲みながら竿を見ているとと小さく竿先が揺れる。
早速巻き上げてみると25cmのカサゴ(ガシラ)。
対マダイ用の大針をしっかり飲み込んでいる。
取りあえずお持ち帰り用にクーラーボックスの中へ入れ、
再度キャストを続け、もう少しで1月2日になる頃
「ジャ〜ッ!」ドラグが鳴く。
「これは並みの状態時じゃない、しかもマダイなら確実にでかい!」
しかしそう良い事ばかりは続かない針外れした様です。
巻き上げて確認をするとしっかり餌だけ喰い逃げされています。
隣の竿にもアタリが出ているので早速巻き上げてみると
夏にしか見た事ない「ハリセンボン」しかもこれまた
大きなマダイ用の針をしっかりくわえています。
掌に乗るくらいの小さな奴で、愛嬌たっぷりの姿にしばし釣りを忘れ
「ハリセンボン」を海に帰すため浜まで降りて行く事にした。
(命名:プクちゃん)
掌でプ〜ッと膨らんだプクちゃん、
「こんな大きな針に喰い付く位だからよっぽどお腹が空いているのかも?」
と青イソメ1匹を持ってプクちゃんを海に帰す。
波打ち際に帰す時プクちゃんの目の前で青イソメをちらつかせていると喰い付いて来て、
10cm位の青イソメをあっという間に完食すると自分から元居た海に帰って行きました。