安全第一の釣りをしよう
安全のすすめ(ライフジャケット着けようよ!)
皆さん、釣行時ライフジャケットを付けていますか?
私は地元の釣りでも着用して釣りをしています。
相手は自然です、突然のヨタ波が砂浜をドドド?ッと駆け上がる事が有ります、
まして堤防の上海面から数メートルあっても同様な事は起き、
足を滑らせて海中に転落なんて事は雨の後や夜投げでは充分考えられます。
「私は泳ぎが得意だから心配ない」とおっしゃる方も居ますが、普通泳ぎは服を脱いでやっている時の事で、
ほとんどの人は着衣状態の水泳はやっていないと思います。
実際私は着衣状態で泳いでみたのですが(元々泳ぎは得意ではないのですが)異常に体力が消耗して巧く泳げず、
また、波により水分を含んだ衣服が相当な邪魔になり水中に沈みそうになりました。
落水しても呼吸が続ける事が出来れば救助されるチャンスも増えますし、自力で上陸する事も出来るでしょう。
そういう事を考えるとライフジャケットを着けての釣行を皆さんにおすすめしています。
最近は落水時炭酸ガスで膨張するライフジャケットもありますがあまりお勧めはいたしません(船釣りに限ってはとてもよいのですが)
もし釣り針等で穴が空いていたら膨張するまで分かりません、まして磯、堤防際等の釣りでは落水時波に翻弄されてしまい
牡蠣殻や岩の角に擦れてパンクしてしまう事もあります。
その辺を考慮すると浮力材タイプのライフジャケットの方が安全面では良いと思います。
海上保安庁の職員に話を聞きましたが、もし落水してもライフジャケットを着けていて漂流していれば充分に助かるし、
縁起でもありませんがもし死んでしまっていても遺体を回収できるので是非ライフジャケットを着けてほしいと話していました。
遭難してしまい遺体が回収されない方が年間で数名居るそうです。
救命装備のすすめ
波穏やか、楽しい釣りの時間です。
足場の良い柵なんかある公設の海釣り公園や筏等でさえ救命ロープや人工呼吸器等を設置している所はあります。
しかし、堤防や桟橋、まして地磯、沖磯には救命ロープや人工呼吸器等何てあるはずが有りません、
もし誰かが落水時どうしますか?
さすがに手を振って「さようなら」なんていう人は居ませんよね、
タモの柄を伸ばしたりして助けようとすると思います。
でもタモの柄は長させいぜい7mがいい所、落水した直後でも10m以上は流されている事はまま有ります。
私は釣行時常に尻手ロープとフロート付きのストリンガーを持っています、いざという時にはストリンガーと尻手ロープを接続して
20m程の救命ロープの代わりにするようにしています。
実際に人を救助はする場面に出くわした事は有りませんが、最低限沖へ流される事を防ぐ事をには充分だと思います。
専用の救助ロープなんていう物も市販されていますが、荷物を最小限に抑えての釣行される方が多いと思いますので
最低ロープ付きのビニール製水バケツを持って行けば救命ロープ代わりに利用できますので(折り畳んでロッドケース、リュック等の隙間に入るサイズが多い)おすすめします。
足元装備について
これから夜投げを始めようとされる方は堤防や磯場に草履履きでは行かない様にしましょう。
足元には貝殻、ガラス片、釣り針、毒魚の棘等が落ちている事が有ります、また潮や雨等で滑り易くなっています。
釣り専用、登山用のシューズであればなお良いのですが、最低限スニーカー等の靴を履く様にしましょう。